今回は、「俺か、俺以外か」を紹介します。
最高にポジティブになれる本で、超絶おススメです。
目次
100文字あらすじ
歌舞伎町ナンバーワンホストになった後、今は実業家として活動しているローランド氏の哲学を知れる本。
哲学、美、愛、仕事、人生のテーマごとに述べられている。ローランド氏の生き方、美学を綴った言葉の数々。
特におすすめしたい人
・成功者の哲学、考えを知りたい方
・元気や勇気をもらいたい人
・ローランド氏のファンの皆さま!
僕はこの本でローランド氏を初めて知りましたが、秒でファンになりました。
この本の3つの推しポイント
①生き方の哲学、人生観を学べる
生き方、考え方が圧倒的に格好良すぎます。
自分なりの哲学や美学を持っていて、シンプルに惚れます。
②ユーモアの鬼
「どうしたらひと笑いを提供できるか」を常に考えているからこそのユーモアの数々。
クスっと笑えるような言葉も多いです。
ユーモアって相手や周りを思いやれるから出る言葉ですよね。素敵すぎます。
③元気になれる言葉の数々
ローランド氏の言葉は一つひとつが重く、かつ優しいんです。
この本を読み終えた時には、元気に、前向きになっていること間違いなし!
○心に響いた5つの言葉
1."どれだけ生きたかよりもどう生きたかが人生を決める”
ローランド氏が二十歳の時に店長に立候補したけれど、先輩に若いから無理だと言われたことがありました。
そんな時に、年齢で物事を決めるのはおかしいと感じたそうです。
年齢に甘えるなんて、ナンセンスだ。
~確かなのは、自分がここまでどう歩んできたかということ。
これからも、年齢という無駄な概念に囚われず、常に自分を、そして人を見つめていくつもりだ。
年齢はただの記号。
若いから~と成長の妨げにするのではなく、力量があるかないかで考え、人を見るようにしているとのことです。
2."人が見ていないときこそ、恰好つける"
ローランド氏は常にタキシードに身を纏っていますが、ある年のお正月にジャージで数日間過ごした際に、
いつの間にかジャージが似合う男になってしまいました。その時に確信したそうです。
"だらしない生活をすると、そういう生活や恰好が似合う人間へと、知らないうちに変わっていってしまう"
”人が見ていないところで恰好つけられない奴が、どうして人が見ているときに格好つけられるんですか?”
僕自身、この視点はとても新鮮に感じました。
中々人が見ていない時に格好つけるのって難しいですよね。気持ちが緩んでしまいますし。。
でも、それが結果的に普段の自分自身を作り上げているんですね。
そんな自分に対する甘えを封じ込む、ストイックな姿勢が本当に格好良いです。
3.”どんな状況でも相手を笑顔にすること”
ユーモアがいかに大切かを教えてくれます。
ある大きな仕事の選考を兼ねた会議の際に、多忙だったローランド氏はふと眠ってしまいました。
その際に放った言葉です。
”寝てません。まぶたの裏を見ていただけです。”
いや~この機転の利かせ方が格好いいですね。
”ここで謝るだけなら。きっと誰でもできるに違いない。
この四面楚歌の窮地を救ってくれるのは、最高に洗練されたワールドクラスのユーモアだ。”
この言葉を放ったことで、その場は笑いに包まれ、仕事も勝ち取ることができたそうです。
瞬時にこの言葉が出てくる思考スピードと、この言葉を言える勇気がすごいです。
まさに、ピンチをチャンスに変えた瞬間ですね。
また、別の場面では、女性とのデートの際に渋滞にはまってしまったことがありました。
ローランド氏がイライラしていないかどうかを心配していた彼女にこう告げます。
”こいつら全員、俺が雇ったエキストラなんだ!君ともっと長くいたいからね”
なんという余裕!圧巻です。
”どれだけイライラしようが、到着時間はさほど変わらない。
それに、密室でイライラした人間といることほど苦痛なことはない。
そんなときは、気の利いた一言で、ひと笑いでも提供してあげるのが男の器量ってもんだ。”
渋滞という特殊な時間だからこそ、今までの生い立ちについて話しあったり、
人生観について話せるという素敵な空間を作り出す余地はあるということをローランド氏は述べます。
逆転の発想で、どうしたらその時間がより良いものになるか、どうしたら相手を笑わせられるか
を常に考えているんですね。
4. "自信のあるフリをしてみな!”
ローランド氏は自信によって人は魅力的になると感じていました。
ただ、自信を持とうとすると空回りすることを経験したそうです。
自信があるように振舞っているうちに、なりたい自分に近づけた、というわけ。
だから、従業員たちにも常日頃から言っている。
自信のあるふりをしろ、と。
具体的には、以下の方法があると述べています。
・まず受け入れる
・そのうえでどうしたら自信があるように見せられるかに視点を変える
・背筋を伸ばしてみる
・ゆっくりとしゃべってみる
・声のトーンを落としてみる
など
受け入れて、どうしたら自信がありそうかを考えて、実行する。
すぐにできそうですね。
5.”自分にだけは素直でいてほしい”
ローランド氏は自分自身の気持ちに嘘をついたことは無いと述べています。
”自分の心に嘘をつくことほど、悲しいことはない。
理由を作って自分を騙すより、素直になって、欲しいものはすべて手に入れに行く人生のほうが、楽しいに決まっている。”
ハッとしますね。
僕もよく、欲しいものがあっても「きっと使わないから」などと言い訳をして、「買わない理由」を探したりしてしまいます。
しかし、ローランド氏はそのようなことを絶対にしません。
”あれやこれやと理由をつけて、自分を騙したりなんかしない。
自分がそうなりたいと思ったら、素直にそれを目指してみる。だって、自分に嘘をつきたくないから。”
格好良い!
欲しいものがあったら、その気持ちに素直に従い、全力で取りにいくんですね。
まとめ
ここで紹介したローランド氏の教えの5つは、
・”どれだけ生きたかよりもどう生きたかが人生を決める”
・"人が見ていないときこそ、恰好つける"
・”どんな状況でも相手を笑顔にすること”
・"自信のあるフリをしてみな!”
・”自分にだけは素直でいてほしい”
です。
ここには5つしか記載できませんでしたが、他にも心に響いた言葉はいくつもあります。
興味がある方は、是非読んでみてくださいね。(amazon unlimitedであれば読み放題です)
そしてなんと、こちらの「俺か、俺以外か」、
今話題のAudibleであれば無料で聴くことができます。
Audibleとは?
本をラジオのように聴くことができる、Amazonのサービスです。
「聴く読書」という新しい経験でワクワクしつつ、
1冊分無料で本の内容を理解することができます。
詳しくはこちら↓