今回は、「君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉」の内容を紹介します。
前著の「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」では30万部を超える大ヒットを巻き起こしたローランド氏の待望の2冊目の本です。
僕は前作を読んだとき、心が震えるほどの感動を覚えました。
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そんなローランド氏の待望の2冊目が今年の7月8日に発売されたので、早速購入して読んでみた感想です。
目次
100文字あらすじ
歌舞伎町ナンバーワンホストになった後、今は実業家として活動しているローランド氏の哲学を記した、待望の第二弾。
思考、仕事論、生き方などのテーマごとに、読者に向けたメッセージ口調で述べられている一冊。
特におすすめしたい人
・成功者の思考、考えを知りたい方
・元気や勇気をもらいたい人
・ローランド氏のファンの皆さま!
ちなみに、前作は「ローランド氏の生き方、美学、哲学」についてがメインでしたが、
今回の作品は「ローランド氏の考え方、思考」についてがメインという印象を受けました。
この本の3つの推しポイント
①ローランド氏の思考や考え方を学べる
今回の作品はローランド氏のポジティブシンキング、ミニマル思考、リーダー論を学ぶことができます。
②メッセージ口調のため、心に届きやすい
「君が~と感じたら」「君は~」など、読者との対話のような口調で記されているため、
温かみを感じながら読むことができます。
③元気になれる言葉の数々
それぞれのメッセージがとても優しく、元気になります。
骨身に染みわたる言葉の数々です。
○心に響いた5つの言葉
1."どんな困難にも、明るい一面が必ずある”
ローランド氏は幼少期からとてもポジティブだったそうです。
「何事も考え方次第である」ということを学んでいたとのことです。
ある例え話を用いています。
人生にある分かれ道で、右を選んで、トラブルに見舞われた時、
「間違えた!」とか「こっちじゃなかったかも!」と考えてしまうこともありますよね。
しかし、ローランド氏はこのように考えます。
「ああ、左に行っておけばよかった!」
・・・・・・なんて、もちろん思わない。左を選んでいたら、きっともっと大きなトラブルがあったに違いない。
右でよかった。そう思う。
かっこいい。。
自分の選択に自信を持っているからこそ、あとは解釈を変えることで、余計なことは考えないんですね。
実際、もう一個の道がどうなっていたかなんてわからないですもんね。
大切なのは、考え方だ。多少強引でも、無理矢理でも構わない。
ポジティブ思考の元は、「多少の強引さと無理矢理」なのだから!
2.”心が弱いからこそ、ビッグマウスを言おう”
”『不可能』の対義語は『可能』じゃない。ローランドだ”
というパワーワード。
ビッグマウスと自負しているローランド氏ですが、なぜそうするのかを語っています。
自分の意志の弱さを自覚し、そんな自分から逃げ道をなくすために、ビッグマウスを言うのではないか。
少なくとも、俺はそうだ。
頑張りたくない日も、ビッグマウスを言うことで頑張れた。
サボりたい日も、ビッグマウスが背中を押してくれた。
意志の強さ弱さに関係なく、むしろ意志が弱いからこそ、言葉に出して現状を変えていたんですね。
3.何かを握ったまま、新しいものは掴めない
愚痴を言うことに対して、ローランド氏はこう述べます。
愚痴の解決方法はふたつ。
「自分がルールになるか」
「さっさと辞めるか」
現状維持を握りしめたまま、一生、不平不満を愚痴り続ける人生か。
現状維持を手放して、新しい何かを掴む人生か。
選ぶのはいつだって、自分自身だ。
結果を出すためには、ダラダラと過ごす平穏な時間を手放し、リスク覚悟で踏み出すことが大切だと教えてくれます。
4.”続けるコツは、続けること”
この言葉では、「習慣化するにはどうすればよいか」ということをマラソンを例に挙げて述べています。
42キロを完走することを目指した際に、開始500メートルで足が強烈に痛くなった時と、40キロ突破時点で足が強烈に痛くなった時では、リタイアへの心理的なハードルが全く異なります。
40キロ時点であれば、這いつくばってでもゴールまで進みますよね。
以下のようにまとめています。
つまり、継続すればするほど、諦めにくい環境ができあがるのだ。
何かひとつのことをなかなか続けられないと悩んでいる人は、別に落ち込む必要はない。
だって、最も継続するのが難しいのは、何かを始めた瞬間なのだから。
簡単に諦められる環境が揃っているのだから。
これを知っているだけでも、気持ちに余裕が生まれますね。
同じ継続でも、始めて3日の人と3年の人では、難易度がまったく違うんだ。
続ければ続けるほど、続けることが楽になってくる。
~始めたてはキツくても、ここを乗り越えたら、どんどん続けることが楽になるんだ!
何かを新しく始める際の心理的なハードルを認識して、
どんどん楽になると思って、進めていくことが大切なんですね。
5.”自分は、常に自分の味方であれ”
周りが全員ライバルという激しい環境であるホスト時代に、ローランド氏が大切にしていた言葉とのことです。
どんなに自分が悪くても、俺は自分を励まし、自分の肩を持ち続けた。
そんな時だってあるさ。
上手くいかなかったけれど、お前はよくやっているよ!ってね
温かい。。
骨身に染みるメッセージです。
「自分」は自分にとって、一番近くにいる存在だからこそ、
自分自身を責めずに、受け入れて、励ますということが大切なんですね。
まとめ
ここで紹介したローランド氏の教えの5つは、
・”どんな困難にも、明るい一面が必ずある”
・"心が弱いからこそ、ビッグマウスを言おう"
・”何かを握ったまま、新しいものは掴めない”
・"続けるコツは、続けること”
・”自分は、常に自分の味方であれ”
です。
ここには5つしか記載できませんでしたが、他にも心に響いた言葉はあり、何より元気になりました。
生き方、考え方がやはり格好良いです。
(とても良い本でしたが、強いて比べるとしたら、個人的には前作の方が衝撃というか、読んだ時の感動が大きかったかなという印象です。
はじめてローランド氏の思考や哲学に触れたのが前作だったからかもしれません)
詳しくは↓をご参照ください。
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ただ、今回の本も温かみが増していたので、気になった方は是非読んでみてくださいね。
ではまた!